【2025年最新】合格者が解説:「生成AIパスポート試験」の概要について

ワークハック
出張パパ
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こんにちは。出張パパと申します。
2025年6月に生成AIパスポート試験を受験、無事合格することができました。

この記事では、2025年6月の生成AIパスポート試験を受験し合格した出張パパが、

  • 生成AIパスポート試験ついて解説します。
  • また2025年6月試験の合格体験記を合わせて紹介します。

この記事を読むことで、生成AIパスポート試験の概要から最新動向まで把握することできます。
履歴書に書けるAI資格を探している方はぜひ参考にしてください。

生成AIパスポートとは?

「生成AIパスポート」は、2024年に新たに創設された、今注目の民間資格の1つです。

生成AIに関する基礎知識から、ChatGPTなどの活用方法、プロンプト設計、法的リスクや倫理まで幅広く網羅されている試験です。

  • 対象者:ビジネスパーソン、学生、教育関係者、IT非専門職などの幅広い層
  • 目的:生成AIの正しい活用とリテラシー向上
  • 証明:合格者には認定証オープンバッジが発行されます

最近では、三菱商事などの有名企業が、人工知能(AI)資格を管理職の昇格要件にしており、AIスキルを求める企業が増えてきています。


難易度について

合格率は約75〜77%とされており、直前の試験(2025年6月)の合格率は77.14%でした。

合格率は決して低くなく、初学者でもしっかり対策すれば合格可能な試験と言われています。

私の学習期間は約1週間で、1日3時間×5日程度の勉強量でした。

試験問題の多くは公式シラバスから出題されており、公式シラバスを2〜3周できれば、問題なく合格できるかと思います。

2025年6月試験についても、個人的な感覚ですが、約8割は公式シラバスで対応できる内容だったと思います。

ちなみに、2025年6月の受験者数は過去最多の1万759人に上り、8300人が合格しています。
累計では受験者数が2万7101人、有資格者数は2万900人とのことです。

出張パパ
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この分野は進歩が著しく、今後も試験の難化が予想されています。
興味があるのであれば、早めの受験を考えてみることを強くおすすめします。

試験概要とスケジュール

試験概要について、ざっくりまとめてみました。

項目内容
試験形式四択60問/60分/オンライン受験(IBT形式)
出題範囲AI基礎、生成AI、活用事例、情報リテラシー、プロンプト設計など
受験料一般:11,000円(税込)/学生:5,500円(税込)
実施回数年3回(2月・6月・10月)※1ヶ月の受験期間あり
合格基準非公開(合格率75〜77%程度)
合格証明認定証・オープンバッジ(SNSや履歴書に活用可能)

出題範囲の詳細(章構成)

出題内容は、公式シラバスをもとに出題されます。
最新の公式シラバス(2025年3月20日第二刷)は7つの大項目で構成されていました。

第一章:AIの概要
第二章:生成モデルの誕生と現在までの系譜
第三章:現在の生成AIの動向
第四章:インターネットセキュリティーと権利関係
第五章:AIに関する基本理念・社会原則・ガイドライン
第六章:テキスト生成AIに関するプロンプト
第七章:生成AIパスポート試験模擬問題

実際にChatGPTなどの生成AIを日頃から使用している人でも、聞きなれない単語や法律などの知識が問われるため、ある程度の勉強期間が必要になってきます。


勉強方法とおすすめ教材

実際に私が試した学習法は以下のとおりです。

  • Kindleで漫画風書籍を2冊:一旦漫画風の書籍で感覚を養う。
  • 公式テキストを2周:繰り返しが効果的。暗記勝負の内容が多い。

公式テキストは2種類あるのですが、下記の公式テキスト&問題集のみで資格勉強を行いました。

試験問題の多くは公式シラバスから出題されており、公式シラバスを2〜3周できれば、問題なく合格できるかと思います。

2025年6月試験についても、個人的な感覚ですが、約8割は公式シラバスで対応できる内容だったと思います。
特別なITスキルは不要ですが、日頃から生成AIに触れている方ほど学習時間は短くて済むかと思います。

注意点としては、必ずテキストは最新版を購入するようにしてください。
主催者も、年々テキストの内容が変更される可能性があることをお知らせています。

下記テキストは、2025年7月時点で最新版であることを確認しています。


資格を取得するメリット

出張パパ
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生成AIパスポートを取得することで、以下のようなメリットを実感しています。

スキルの証明に使える

ビジネスにおいて、一定の知識を保有していることを客観的に証明することできます。

表記方法については、下記のように履歴書に記載できるそうです。

【例1】
GUGA 生成AIパスポート 2025年2月 資格取得
GUGA Generative AI Passport, Feb 2025 Certified

【例2】
生成AIパスポート 2025年2月 資格取得
Generative AI Passport, Feb 2025 Certified

安全かつ正しい生成AIの活用ができる

生成AIを使う際のリスクや注意点(著作権、情報漏洩)を理解した上で、業務を遂行することができます。

昇進・転職・社内提案で差別化できる

社内でのAI活用提案や業務改善の武器になり、キャリアアップにもつながる可能性があります。

また一部の会社では、昇進要件として生成AIの資格を必須要件にする会社が登場してきています。


生成AIパスポート試験はどんな人におすすめ?

出張パパ
出張パパ

生成AIパスポートは、今流行りの生成AIの知識を客観的に証明できる資格です。
比較的簡単に取得できるため、こんな方におすすめです。

  • 生成AIを仕事で活用していきたい人
  • 生成AIのリスクや法的観点を学びたい人
  • ChatGPTを論理的に使いこなしたい人
  • 社内DX推進担当・教育担当者

まとめ:生成AIの基礎的な知識を証明できる民間資格

生成AIパスポートは、

  • スキルの証明に使える
  • 安全かつ正しい生成AIの活用ができる
  • 昇進・転職・社内提案で差別化できる

比較的簡単に取得できる資格ですが、メリットが多い資格と言えると思います。

ぜひ自己研鑽の1つとして、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?

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