スキャンピー体験談|重たい専門書をPDF化してiPad miniで持ち運ぼう

ワークハック
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出張や外回りの多いビジネスパーソンや、専門的な書籍を参照する医師・開発者にとって、分厚い専門書の持ち運びは大きな負担です。
そこで今回は、本の電子化サービス「スキャンピー」を実際に利用し、47冊の専門書をPDF化してiPad miniで持ち歩く体験談をご紹介します。


1. 自分で電子化(自炊)する場合の課題

はじめは自力でPDF化することを考えていました。自力で作業することは自炊と呼ばれています。
自炊をする場合は以下の工程が必要です。

  • 裁断機で書籍を裁断
  • スキャナーや複合機で1ページずつスキャン
  • ファイル名を整理し、OCR処理(光学文字認識)を実行

この作業は想像以上に初期経費と時間、そして労力を要します。
裁断の過程やスキャナーではスキャンする際は精度を保つのが難しく、ページが少し斜めになってしまったり、紙詰まりで作業が中断することがあります。
特に専門書はページ数が多く厚みもありますし、一冊あたりの値段が高額のものも多いです。
やはりプロに頼んだ方が無難だと考えて、納期や費用面、実績が良さそうな「スキャンピー」を使用することにしました。


2. スキャンピーの特徴とメリット

スキャンピー」は、書籍を郵送すると裁断からスキャン、PDF化、オプション処理まで行ってくれるサービスです。累計20万人以上の利用者がいることで実績も確かです。
スキャンピー」の利用の流れは以下の通りです。

  1. 注文フォームから申し込み
    申し込み後、受注完了メールが届きます。
  2. 梱包・発送
    指定住所へ書籍を発送(送料は自己負担)。
  3. 料金支払い
    請求書メールが届き次第、ネット決済または銀行振込。
    店頭持ち込みも可能ですが、私は郵送を選びました。
  4. データ受け取り
    オンラインダウンロードやUSBなどで納品。

段ボール箱は自分で用意して発送しましたが、100冊を超えると無料集荷サービスも行っているそうです。


3. 今回利用したプラン・料金・費用明細

料金形態は1冊ごとにページ数、モノクロ/カラー、OCR処理有無などで値段が異なります。
カラー書籍が多かったこと、OCR処理は必須だと思っていたので、私はバリューパックを選びました。
また重要な書籍、すぐにでも使う可能性のある書籍もあったので、一部の書籍は特急便プランを選択しました。

実際にかかった費用は以下の通りです。

  • バリューパック:47冊 × 210円(税込231円)= 9,870円
  • 特急便:11冊 × 100円(税込110円)= 1,100円
  • 合計:約 10,970円(税込)

バリューパックの特徴については、

  • ページ数完全無制限(冊数で料金決定)
  • フルカラー対応
  • OCR処理込み
  • ファイル名変更込み

が入っているプランですが、このプランは最低10冊使用可能になるプランです。
スキャンピー」はページ数が多い専門書を一律料金で電子化できることが大きな魅力でした。


4. 納期はどれくらい?実際のスケジュール

納期については以下の通りでした。

  • 2024/11/11:発送
  • 2024/11/12:請求書受領 → ネット支払い
  • 2024/11/13:特急便プランの納品完了
  • 2024/12/7:通常プランの納品完了

特急便プランは発送からわずか2日後に納品され、期待通りのスピード感で助かりました。
また通常プランについても期日内にきちんと納品されました。

プラン追加料金納期(ご入金日から)備考
特急便+100円/冊2日以内
(約9割は翌日納品)
急ぎの案件向け
7日便+50円/冊7日早めの納品希望に最適
通常便25日1〜100冊
40日101〜200冊
50日201〜500冊
60日501冊以上

5. 納品方法とスキャン品質レビュー

納品はオンラインのBOX共有リンク経由で受け取りました。
ダウンロードしてすぐiPad miniに取り込み、実務で利用を開始することができました。
専門的な画像(医学画像など)も判別できるレベルで、予想していた以上に高品質でした。
紙の本と比較すれば多少の画質低下はありますが、業務利用には十分耐えられるクオリティでした。


6. OCR処理で検索効率が劇的に向上

今回特に便利だと感じたのが、OCR処理による検索機能です。

  • ページ数が多い専門書でも、特定の用語や項目を即検索可能
  • 紙では数分かかる情報探しが数秒に短縮
  • 商談前や現場での確認がスムーズ

実際に現場で即座に必要な情報を検索し、該当ページを開くことができます。
これは紙の本にはない大きな強みです。


7. iPad miniでの活用方法と便利機能

PDFファイルはAppleの純正「ファイル」アプリで管理しています。

  • フォルダごとに分野別に整理
  • タイトル検索で瞬時に該当資料を開ける
  • Apple Pencilで直接書き込み可能

軽量で片手操作できるiPad miniは、外出先での資料確認に最適です。
カバンの中でも邪魔にならず、電車の中でも立ったまま閲覧できます。
下記にiPad mini A17 Proがビジネスで最適なデバイスであることを紹介しているので、参考にしてみてください。


8. 紙書籍を廃棄して感じたメリット・デメリット

電子化のデメリットとして、紙の書籍は廃棄されます。
今回利用した「スキャンピー」も書籍は廃棄されてしまいます。

紙の質感やページをめくる感覚が好きだった私にとって、紙の書籍がなくなる寂しさはありました。
しかし、本棚がすっきりし、全ての本をiPad mini1台に収められるメリットの方が圧倒的に大きいと感じています。


9. まとめ|スキャンピーはこんな人におすすめ

今回の経験から、スキャンピーは以下の方に特におすすめです。

  • 重い専門書を日常的に持ち歩く必要がある人
  • 自力で電子化する時間が取れない人
  • 出張や外回りで即座に資料検索したい人

バリューパック+特急便の組み合わせは、
「大量の本を短期間で電子化し、すぐに使いたい」というニーズに完璧に応えてくれました。

スキャンピーを使えば、重い専門書も短期間でPDF化でき、iPad miniでどこでも閲覧可能になります。出張や外回りが多いビジネスパーソンにとって、この効率化は大きな武器になること間違いなしです。

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